事業計画書の書き方
1.事業概要
ビジネスによってはその事業の内容を分かりやすく記載する必要がございますが、コインランドリーは一般認知度も高く細かい説明文を用意することは稀です。
ただし何故コインランドリー事業を行おうとしているのかは、返答出来る準備が必要です。
2.市場分析・売上計画
丁寧な市場調査を行い自信を持った的確な売上計画の準備が必要です。
根拠もなく非現実的な売上計画では事業計画が成立しません。
3.製品・サービス
売上計画に対応出来る機械台数や機種構成を計画する必要があります。
投資金額の1/2~2/3程度を占める大きな金額です。
適正な投資計画を考えましょう。
4.店舗イメージと工事計画
立地が良ければシンプルな店舗作りでも成功出来るのがコインランドリービジネスです。
「本業とのシナジー効果を考えて」、「せっかくなので拘ったお店作りにしたい」、「競合店対策で差別化できるお店作り」など、考えをまとめてそれを実現する工事金額の算出が必要です。
こちらも投資金額の1/3程度を占める大きな金額です。
無理なく無駄なくで考える必要があります。
5.運営計画とランニングコスト金額の算出
3と4で初期投資額が固まれば、次に考えることはランニングコストの算出。
ランドリー機器はガスや水を多く使うので水光熱費は高額です。
また、家賃、人件費、通信費等の固定費も算出・計上が必要です。
6.財務計画
売上計画と支出計画が出そろえば、財務計画を考えなければなりません。
どれだけ自己資金を用意するのか、機械はリース契約にするのかなど自社の財務状況なども考慮し方向性を決める必要があります。
7.事業計画書の作成
以上を正しく決定させていくことで事業計画書を作成する事が出来ます。
客観的に見て事業性が良い計画になると良いです。
8.プラスα
販売促進計画や、リスク軽減対策など融資担当者との面談で説明できる準備が必要です。
また、店舗管理能力に問題がないかも見られるので、事前対策が必要です。